明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
今回の年末年始は今までにないものにした。
年末年始は実家で過ごすのが当たり前だと思っていたので、1回だけ普段住んでいる東京で初詣に行った年はそれだけで特別な感じがした。それが、今年の年明けは京都のカプセルホテル。進化したんだか劣化したんだかよくわからない年明けである。事の発端はあるにはあるのだが、実行に移す段階に至っては即興だったと言いきれる。
2010年12月30日
この日については前々から沖縄から遊びに……失礼……使命を帯びて東京を訪れた友人を中野ブロードウェイに案内して、夕方から飲み会という予定が立てられていた。その当日の朝に、大阪・京都に行って静岡の実家にも寄り、3日間なら同居してる獣が餓死しないだろうというプランが閃いたのである。それが、新宿での飲み会から京都に停まる夜行の高速バスに直接乗るというもの。即PCを立ち上げて高速バスの空席をチェックすると2席空いている!これで決まった。飲み会を盛大に楽しんでカラオケまでご一緒して、翌日東京ビッグサイトで決戦を迎える方々をあとに、私はバスターミナルへと向かった。
2010年12月31日
朝の6時半過ぎに京都駅烏丸に到着。この時は天気が良く綺麗な朝焼けを写真(下に添付)に撮ったのだが、ガストで朝食を採ってるうちに雪が降り出した。雪の勢いは増す一方だが、インターネットで見つけた嵐山の法輪寺に行くと決めてバスに乗り込んだ。小一時間で到着したのだが既に一面の雪景色。法輪寺は「嵯峨野を一望出来るスポット」と紹介されていたのだが、雪で視界が悪く、ただただ真っ白だった。景色は見れなかったが、法輪寺のお守りは手にした。実はこのお寺には「電電宮」というお宮があり、電波・電気・電子・情報の神様が奉られているのである。
長居は無用とバスに乗って京都駅まで戻り、京都市役所まで地下鉄で移動。この辺りは寺町通りなど大きな商店街があって、目的地の一つ「パララックスレコード」も近くにある。カフェの奥にある部屋で営業しているCDショップで、電子音楽や現代音楽が専門。ここで店長お薦め!とある北欧の電子音楽のCDを購入した。
お昼が過ぎて京都市役所前駅の改札横で「無音ストリート」を開催している歳森さんの演奏を聴きに行った。2007年に今は無き大阪ブリッジのピアノ即興演奏でご一緒した方で、無音ストリートの演奏を楽しんだ後、少しお話をうかがう事も出来た。実験色の濃いライブだけど手応えを感じてて、とても充実しているようだった。
晩ご飯は豪勢にして、泊まるところはこれまたその場で予約したカプセルホテル。すぐ近くにマルツ電波パーツ館ととらのあながあって、京都に来たのに秋葉原にいるかのような感覚を味わった。それが大晦日の夜である。
2011年1月1日
元旦。京都の秋葉原みたいなところにあるカプセルホテルで起床。実家向けのお土産を買って、そそくさと電車移動。そう。京都まで行っておきながら除夜の鐘も聞いてないし初詣にも行っていないのである。それより、日没までに実家にたどり着く事を優先した。実家ではのんびりと過ごした。それだけ。
2011年1月2日
バッグの中に12月30日にもらった泡盛がずっと入っていて、そこに実家でもらった麦焼酎が加わり、さらにはお米3升(約5kg)も持ち帰ることになって、逆兵糧攻めである。もちろん有難いし嬉しい気持ちもあるのだが、いかんせん重すぎ。それでも無事
、夕方には東京に着いた。部屋で一休みした後、都立大学ジャミンへフリーセッションに参加しに行った。新年明けてまだ2日目である。そんな物好きそうそういないだろうと思ってヒーロー気取りで行ったら普段と変わらない盛況ぶりだった。
2011年1月5日水曜日
2010年12月25日土曜日
デュオ
12月20日、高円寺グッドマンの「なんでもいっぱいDay」に出演できた。
当日の夕方にマスターへ電話したところ7時半に来るよう言われて、予定通り仕事帰りに直行。少し遅れるかと思ったが、快速を使ったという事もあって時間通り到着した。すでに先客がいらしたのだが、その中に都立大ジャミンのフリーセッションでご一緒したトランペッターの横山氏が!8時が迫ると出演者が集まって来て、今回デュオをお願いしたKO.DO.NA氏も無事到着。そして最後に到着したのが何と、同じくジャミンで共演して私がこのブログで批判した女性サックスプレイヤー、関根さんである。彼女も今回が初とのこと。偶然が重なり、始まる前から波乱含みとなった。
ライブは絶妙な演奏順で進行。
どうやらこの日はいつもの倍くらい人が集まってしまったらしく、時間はトータルで15分以内、曲数は3曲以内とかっちり決められた。終わって見ると出演者の演奏スタイルは大きく2つに分けられて、前半は主に常連さんによるギターの弾き語り(主催の円地さんはインストのジャズギター)で、後半はほぼ初出演のプレイヤーでかためられたのだが、これがまた揃って管楽器(サックス2名、トランペット3名)でフリーインプロの面々。こういう機会がないとそうそう聴く事が無いギターの弾き語り、しかもオープンGマイナーという変則チューニングが飛び出すなど非常に味わい深かったのだが、特に女性の方は Roland TR-606 からドラムパートを出しており、「30年前に買って、これで問題ないからずっと使ってる」と言う。演奏できる機会があれば Fender Telecaster と Roland TR-606 を肩から提げて出向き、演奏して来たのであろう。私のような浮ついた機材マニアとは格が違うのである。
後半、即興演奏組はトランペットの横山氏のソロからだったと思うが、堂々の演奏だった。吹奏楽やスタンダードジャズのような明確な音ではないけれど、横山氏しか出せない確固とした音。続いてのサックスの男性(名前を失念してしまった)は対照的にパキッと輪郭が際立った音。次に私と KO.DO.NA氏 によるトランペット・デュオだったのだが、そもそもトランペット2本で出るのが珍しかろうという目論みが当たってくれた模様。うまいこと色の違いも出せたようで、私としては成功だったのではないかと思っている。最後はサックスの関根嬢。チャーリー=パーカーだっただろうか、スタンダードジャズの面影を残した演奏と、スキャットにカズー、スライドホイッスルといった玩具楽器も総動員して縦横無尽だった。ソロだったのでジャミンの時と違って変にハラハラする事なく楽しめた。やはりどこへ行っても名物である。
今回は写真がない代わりに後ほど録音をアップしたいと思う。スマートフォンの録音アプリで録ったので、モノラルかつ所々音が割れているのはご容赦願いたい。
MySpace>2010-12-20_21-57 with KO.DO.NA
音は同じですがこちらがおすすめ->soundcloud
当日の夕方にマスターへ電話したところ7時半に来るよう言われて、予定通り仕事帰りに直行。少し遅れるかと思ったが、快速を使ったという事もあって時間通り到着した。すでに先客がいらしたのだが、その中に都立大ジャミンのフリーセッションでご一緒したトランペッターの横山氏が!8時が迫ると出演者が集まって来て、今回デュオをお願いしたKO.DO.NA氏も無事到着。そして最後に到着したのが何と、同じくジャミンで共演して私がこのブログで批判した女性サックスプレイヤー、関根さんである。彼女も今回が初とのこと。偶然が重なり、始まる前から波乱含みとなった。
ライブは絶妙な演奏順で進行。
どうやらこの日はいつもの倍くらい人が集まってしまったらしく、時間はトータルで15分以内、曲数は3曲以内とかっちり決められた。終わって見ると出演者の演奏スタイルは大きく2つに分けられて、前半は主に常連さんによるギターの弾き語り(主催の円地さんはインストのジャズギター)で、後半はほぼ初出演のプレイヤーでかためられたのだが、これがまた揃って管楽器(サックス2名、トランペット3名)でフリーインプロの面々。こういう機会がないとそうそう聴く事が無いギターの弾き語り、しかもオープンGマイナーという変則チューニングが飛び出すなど非常に味わい深かったのだが、特に女性の方は Roland TR-606 からドラムパートを出しており、「30年前に買って、これで問題ないからずっと使ってる」と言う。演奏できる機会があれば Fender Telecaster と Roland TR-606 を肩から提げて出向き、演奏して来たのであろう。私のような浮ついた機材マニアとは格が違うのである。
後半、即興演奏組はトランペットの横山氏のソロからだったと思うが、堂々の演奏だった。吹奏楽やスタンダードジャズのような明確な音ではないけれど、横山氏しか出せない確固とした音。続いてのサックスの男性(名前を失念してしまった)は対照的にパキッと輪郭が際立った音。次に私と KO.DO.NA氏 によるトランペット・デュオだったのだが、そもそもトランペット2本で出るのが珍しかろうという目論みが当たってくれた模様。うまいこと色の違いも出せたようで、私としては成功だったのではないかと思っている。最後はサックスの関根嬢。チャーリー=パーカーだっただろうか、スタンダードジャズの面影を残した演奏と、スキャットにカズー、スライドホイッスルといった玩具楽器も総動員して縦横無尽だった。ソロだったのでジャミンの時と違って変にハラハラする事なく楽しめた。やはりどこへ行っても名物である。
今回は写真がない代わりに後ほど録音をアップしたいと思う。スマートフォンの録音アプリで録ったので、モノラルかつ所々音が割れているのはご容赦願いたい。
MySpace>2010-12-20_21-57 with KO.DO.NA
音は同じですがこちらがおすすめ->soundcloud
2010年12月19日日曜日
告知の体を成していない告知
明後日の12/20(月)に高円寺グッドマンで出演予定。
なんでもいっぱいDay
PM7:00 OPEN
PM8:00 - 10:00 or 11:00 END
チャージ 1,300円
トランペット•デュオで出演する予定。
KO.DO.NA
黒木一隆(TP、ピアニカ)と木ノ下友一郎(エレクトロニクス、ギター)によるユニット。クラブDJ、現代音楽を経て、劇団唐組入団。同退団後、劇中音楽作曲やインプロビゼーションを主体とした幾つかのバンドを経て、2002年静寂音響ユニット『KO.DO.NA』を開始。2006年 『 KO.DO.NA :小人の化学』 発売。2010年ルクセンブルグ『soundzfromnowhere』より「riunione dell‘ uccello」発表。その後、幾つかのオムニバスCDへ参加。ラトビア共和国の音楽誌『フラッシュ』にて紹介される。西麻布『Bullets』『スーパーデラックス』等に不定期出演。オーファイな電子機材を用いノイズの中から賛美歌、児童音楽、鎮魂歌を紡ぎだす。 舞台音楽から即興演奏、楽曲演奏まで幅広く活動中。
http://kodona.web.fc2.com/index.html
森下雄介
チャットシステム「IRC」から発生したテクノ専門作曲グループ「ch.1112」を母体に自作曲を発表。徐々に電子音響に興味が移るのと時を同じくしてアルゴリズミック•パフォーマンスグループ「方法マシン」に参加し、既存作品の上演と並行して、電子工作面ではイルミネーションや正否判定システムの開発、「ハノン大演奏会」では「シャルル・ルイ・ハノンの墓」の作曲に関わる。ハノンの練習をするにあたり「出来るだけ生のピアノに触りたい」という思いから千野秀一•新井陽子両氏によるピアノ2台を使った即興演奏ワークショップ「2pf」に参加。ハノンとまったく関係なく現在の「ピアノアピ」に続き、即興演奏への参加を通じて学生時代に演奏していたトランペットを見直し、主に飛び入り可のイベントに顔を出すようになる。
◇◇◇
以上が告知なのだが、困った事に出演のアポが取れていない。
グッドマン名物のフライヤーに担当者の連絡先が書いてあるのだが、結局一度も連絡がとれず、マスターに直接お話を伺って「いつも2〜3枠あいているので当日楽器持って来たら出れると思うよ」とのお言葉に賭けている状態である。
なんでもいっぱいDay
PM7:00 OPEN
PM8:00 - 10:00 or 11:00 END
チャージ 1,300円
トランペット•デュオで出演する予定。
KO.DO.NA
黒木一隆(TP、ピアニカ)と木ノ下友一郎(エレクトロニクス、ギター)によるユニット。クラブDJ、現代音楽を経て、劇団唐組入団。同退団後、劇中音楽作曲やインプロビゼーションを主体とした幾つかのバンドを経て、2002年静寂音響ユニット『KO.DO.NA』を開始。2006年 『 KO.DO.NA :小人の化学』 発売。2010年ルクセンブルグ『soundzfromnowhere』より「riunione dell‘ uccello」発表。その後、幾つかのオムニバスCDへ参加。ラトビア共和国の音楽誌『フラッシュ』にて紹介される。西麻布『Bullets』『スーパーデラックス』等に不定期出演。オーファイな電子機材を用いノイズの中から賛美歌、児童音楽、鎮魂歌を紡ぎだす。 舞台音楽から即興演奏、楽曲演奏まで幅広く活動中。
http://kodona.web.fc2.com/index.html
森下雄介
チャットシステム「IRC」から発生したテクノ専門作曲グループ「ch.1112」を母体に自作曲を発表。徐々に電子音響に興味が移るのと時を同じくしてアルゴリズミック•パフォーマンスグループ「方法マシン」に参加し、既存作品の上演と並行して、電子工作面ではイルミネーションや正否判定システムの開発、「ハノン大演奏会」では「シャルル・ルイ・ハノンの墓」の作曲に関わる。ハノンの練習をするにあたり「出来るだけ生のピアノに触りたい」という思いから千野秀一•新井陽子両氏によるピアノ2台を使った即興演奏ワークショップ「2pf」に参加。ハノンとまったく関係なく現在の「ピアノアピ」に続き、即興演奏への参加を通じて学生時代に演奏していたトランペットを見直し、主に飛び入り可のイベントに顔を出すようになる。
◇◇◇
以上が告知なのだが、困った事に出演のアポが取れていない。
グッドマン名物のフライヤーに担当者の連絡先が書いてあるのだが、結局一度も連絡がとれず、マスターに直接お話を伺って「いつも2〜3枠あいているので当日楽器持って来たら出れると思うよ」とのお言葉に賭けている状態である。
2010年12月12日日曜日
観客
11月27日の事になるが、第24回公園コンサートを鑑賞して来た。
公園コンサートそのものの詳細はリンク先をご覧頂くとして、今回鑑賞したのは「9回の逆進がある列車移動」という作品である。ある規則に従って列車移動を繰り返すというもので、その上演を鑑賞する為には観客である私も出演者といっしょに移動する必要がある。つまり、観客でありながら作品を上演している事にもなり、メンタル面に違いはあれど外見上は出演者との違いがないという、ちょっと不思議なコンサート。
午後2時に上野駅から高崎線に乗車してコンサートが開演。神田聡•齋藤祐平•直嶋岳史の3氏からやや距離を取りつつ鑑賞するのだが、リラックスした雰囲気で電車に揺られる様を見ているのである。逆進する場面では駅で降車して乗り換えるのだが、途中、ホームをまたぐ必要がありながら時間が1分しかないというところがあった。緩急ある展開である。
終演は午後6時少し前。11月の終盤とあって日が落ちて気温も下がり、ずしっとした疲労感の中で完遂した。終わってみて感じたことは、やはり、客席に座ってるだけでは味わえない達成感である。最後の逆進が終わって上野駅のホームに降り、それを以て演奏を終えた神田聡•齋藤祐平•直嶋岳史の3氏に拍手を贈ったのだが、自然とその手に力が籠る。打ち上げが盛り上がったのは言うまでもない。
話は変わって、ジャミンat都立大学でのフリーセッション。
12月5日、私にとって2回目のセッション参加。午後7時の開演で時間に合わせて行くのだが、トリオの3名を除いて、私で3人目くらいである。それから徐々にプレイヤーが増えて来て、夜10時ごろには10名を超えていた。楽器は私がトランペットで、サックス•フルート•ギター•ウッドベース•ピアノ•EWIと多彩で、前回からすっかり名物となった女性プレイヤーは、サックスの他に民族楽器の笛にカズー、それにスキャットなど縦横無尽である。ただ、興に乗って居ても立ってもいられなくなる質の人らしく、椅子を立ったり座ったり、テナーサックスを首にかけたり外したり、心中を察するとこっちも締めつけられる思いがしたが、ついに我慢出来ず勝手に出て行って演奏に加わってしまった。その時はジャズのスタンダード曲の演奏中だったのだが、そこにフリーインプロで割り込みをかけた形になってしまい、私は白けてしまった。私より知識も演奏の力量も上なのに、もったいない……
また、この日はジャズピアニストの鶴巻有希子さんが来て下さった。ピアノを使ったワークショップ「ピアノアピ」が「2pf」だった時の参加者で、その時にピアノ同士で共演させて頂いたことがあるのだが、ワークショップを離れて私がトランペットでご一緒するのは初の事である。鶴巻さんはドラムが大ベテランの藤井信雄氏のピアノトリオでリーダーを務めており、そんな方とのセッションでも私の方はいつも通りのテンパリ気味で精一杯の演奏となった。
公園コンサートそのものの詳細はリンク先をご覧頂くとして、今回鑑賞したのは「9回の逆進がある列車移動」という作品である。ある規則に従って列車移動を繰り返すというもので、その上演を鑑賞する為には観客である私も出演者といっしょに移動する必要がある。つまり、観客でありながら作品を上演している事にもなり、メンタル面に違いはあれど外見上は出演者との違いがないという、ちょっと不思議なコンサート。
午後2時に上野駅から高崎線に乗車してコンサートが開演。神田聡•齋藤祐平•直嶋岳史の3氏からやや距離を取りつつ鑑賞するのだが、リラックスした雰囲気で電車に揺られる様を見ているのである。逆進する場面では駅で降車して乗り換えるのだが、途中、ホームをまたぐ必要がありながら時間が1分しかないというところがあった。緩急ある展開である。
終演は午後6時少し前。11月の終盤とあって日が落ちて気温も下がり、ずしっとした疲労感の中で完遂した。終わってみて感じたことは、やはり、客席に座ってるだけでは味わえない達成感である。最後の逆進が終わって上野駅のホームに降り、それを以て演奏を終えた神田聡•齋藤祐平•直嶋岳史の3氏に拍手を贈ったのだが、自然とその手に力が籠る。打ち上げが盛り上がったのは言うまでもない。
話は変わって、ジャミンat都立大学でのフリーセッション。
12月5日、私にとって2回目のセッション参加。午後7時の開演で時間に合わせて行くのだが、トリオの3名を除いて、私で3人目くらいである。それから徐々にプレイヤーが増えて来て、夜10時ごろには10名を超えていた。楽器は私がトランペットで、サックス•フルート•ギター•ウッドベース•ピアノ•EWIと多彩で、前回からすっかり名物となった女性プレイヤーは、サックスの他に民族楽器の笛にカズー、それにスキャットなど縦横無尽である。ただ、興に乗って居ても立ってもいられなくなる質の人らしく、椅子を立ったり座ったり、テナーサックスを首にかけたり外したり、心中を察するとこっちも締めつけられる思いがしたが、ついに我慢出来ず勝手に出て行って演奏に加わってしまった。その時はジャズのスタンダード曲の演奏中だったのだが、そこにフリーインプロで割り込みをかけた形になってしまい、私は白けてしまった。私より知識も演奏の力量も上なのに、もったいない……
また、この日はジャズピアニストの鶴巻有希子さんが来て下さった。ピアノを使ったワークショップ「ピアノアピ」が「2pf」だった時の参加者で、その時にピアノ同士で共演させて頂いたことがあるのだが、ワークショップを離れて私がトランペットでご一緒するのは初の事である。鶴巻さんはドラムが大ベテランの藤井信雄氏のピアノトリオでリーダーを務めており、そんな方とのセッションでも私の方はいつも通りのテンパリ気味で精一杯の演奏となった。
2010年11月20日土曜日
金欠
身も蓋もないタイトルだが、そういうことで。
Uターン就職したのが東京に長期出張になって、そのままなし崩しに転勤になった我が身。もう7年くらい経つのだが、安月給にあって大きなウエイトを占めているのが転勤手当で、これが段階的に減額されて結果的には大幅カットとなって大打撃!となる予定である。そんな不幸な予定は要らない。
なんとか生活していかなければ。
以前ここで「自炊」と題してちらっと書いたけれども、文字通り食えないと生きられない。1ヶ月本気で自炊してみて若干その恩恵は受けられたが、あくまでも若干。はっきり言えば駅前の蕎麦とか牛丼が安くて、下手に材料に凝ったりするとすぐに足が出る。平日の昼食におむすびを持って行く事も考えられるが、起床する時間を1時間早めるとか、せめてフライパンは入手するなどしないとうまくいかないだろう。
休日の過ごし方。
まず、出かけない。自制心という物がなっとらんので、「ちょっと散歩」のつもりで出かけて、ついつい本を買い込んでしまう事がざらにある。最近ではもっぱら古本で、現在活躍されている作家•出版社の方には後ろ髪引かれる気持ちがあるけれど、ここに書くような節約して余裕が出来た時に「これは!」という本を購入させて頂きたい。電子出版も良いけれど、どうか良質の本をこれからも世に出して頂けますよう。
話を戻して、出かけないとなると写真を撮る機会が減ってしまう。フィルムカメラという時点で相当に贅沢なので、これはもう多い月でフィルム3本/月としたい。現像に出すとプリントはせず CD-ROM にしてもらっている。
部屋で何するか。
先に「出かけない」と書いたけれど、私は部屋にいるのが嫌いな方である。鬱々とするからなのだが、出かけないと決めたら何か気晴らしが無いといけない。まず音楽については「良い時代になった」と言い切る事に違和感を持ちつつインターネットを利用している。もちろん合法的に。こういう聴き方は「無料!FREE!」というイメージがあるけれど、通信費に含まれているのだから使わない手は無い。そしてここでも「これは!」という事があれば身銭を切る事もある。あと、ラジオの復権。趣味の電子工作でラジオを作ったりもするので、作るも良し、聴くも良し。落語にも興味があるので思い出した時に聴くこともある。本物の寄席には一度行った事があって、その時は席に恵まれなかったけど十分楽しめた。また行きたいものだ。
読書も大事。ここではマンガや雑誌も含むが、SF などの小説、随筆集を読むのも好きである。夜、ウイスキーのような強いお酒をちびちびやりながら読むのも悪くない。ただ、疲れが目からこめかみを伝って首筋に来ると辛い。辛いので一度に読む量が限られて、1冊をなかなか読み終えられずに読みかけの本が増えて行く。金欠の今はこれら積ん読の消化にあたる事となる。本当は出勤中•帰宅中の車中で読むのが一番好きである。
かつてはパソコンで曲を作ったり、ちょっとしたプログラムを組む事もしていた。今でも音声合成の SuperCollider にマルチメディア向け C++ ツールキットの openFrameworks、楽譜の清書に LilyPond を使用することがあるのだが、PC に向かって長く集中することが出来なくなった。今思いついたが、背もたれ付きの座椅子があると改善するかも。読書の時にも楽そう。でも、置けるスペースがないんだよな……
Uターン就職したのが東京に長期出張になって、そのままなし崩しに転勤になった我が身。もう7年くらい経つのだが、安月給にあって大きなウエイトを占めているのが転勤手当で、これが段階的に減額されて結果的には大幅カットとなって大打撃!となる予定である。そんな不幸な予定は要らない。
なんとか生活していかなければ。
以前ここで「自炊」と題してちらっと書いたけれども、文字通り食えないと生きられない。1ヶ月本気で自炊してみて若干その恩恵は受けられたが、あくまでも若干。はっきり言えば駅前の蕎麦とか牛丼が安くて、下手に材料に凝ったりするとすぐに足が出る。平日の昼食におむすびを持って行く事も考えられるが、起床する時間を1時間早めるとか、せめてフライパンは入手するなどしないとうまくいかないだろう。
休日の過ごし方。
まず、出かけない。自制心という物がなっとらんので、「ちょっと散歩」のつもりで出かけて、ついつい本を買い込んでしまう事がざらにある。最近ではもっぱら古本で、現在活躍されている作家•出版社の方には後ろ髪引かれる気持ちがあるけれど、ここに書くような節約して余裕が出来た時に「これは!」という本を購入させて頂きたい。電子出版も良いけれど、どうか良質の本をこれからも世に出して頂けますよう。
話を戻して、出かけないとなると写真を撮る機会が減ってしまう。フィルムカメラという時点で相当に贅沢なので、これはもう多い月でフィルム3本/月としたい。現像に出すとプリントはせず CD-ROM にしてもらっている。
部屋で何するか。
先に「出かけない」と書いたけれど、私は部屋にいるのが嫌いな方である。鬱々とするからなのだが、出かけないと決めたら何か気晴らしが無いといけない。まず音楽については「良い時代になった」と言い切る事に違和感を持ちつつインターネットを利用している。もちろん合法的に。こういう聴き方は「無料!FREE!」というイメージがあるけれど、通信費に含まれているのだから使わない手は無い。そしてここでも「これは!」という事があれば身銭を切る事もある。あと、ラジオの復権。趣味の電子工作でラジオを作ったりもするので、作るも良し、聴くも良し。落語にも興味があるので思い出した時に聴くこともある。本物の寄席には一度行った事があって、その時は席に恵まれなかったけど十分楽しめた。また行きたいものだ。
読書も大事。ここではマンガや雑誌も含むが、SF などの小説、随筆集を読むのも好きである。夜、ウイスキーのような強いお酒をちびちびやりながら読むのも悪くない。ただ、疲れが目からこめかみを伝って首筋に来ると辛い。辛いので一度に読む量が限られて、1冊をなかなか読み終えられずに読みかけの本が増えて行く。金欠の今はこれら積ん読の消化にあたる事となる。本当は出勤中•帰宅中の車中で読むのが一番好きである。
かつてはパソコンで曲を作ったり、ちょっとしたプログラムを組む事もしていた。今でも音声合成の SuperCollider にマルチメディア向け C++ ツールキットの openFrameworks、楽譜の清書に LilyPond を使用することがあるのだが、PC に向かって長く集中することが出来なくなった。今思いついたが、背もたれ付きの座椅子があると改善するかも。読書の時にも楽そう。でも、置けるスペースがないんだよな……
2010年11月10日水曜日
即興−追記あり−
トランペットのマウスピースを交換した後の話。
マウスピースを買ったのが11月6日の土曜日で、箱の中身が違っていることに気づいて交換してもらったのが翌日の日曜日。この日は午後1時から即興演奏のワークショップ「ピアノアピ」があるので、遅くても午前11時に部屋を出たかったのだが、前日の夜に食べたカップラーメンの香辛料が体に合わなかったらしく盛大に腹を壊して、最終的に部屋を出たのは午後1時少し前。それからまず楽器店へマウスピースの交換に行き、それから目黒パーシモンホールへと向かったのだが、到着したのは午後3時だった。トータルで4時間のワークショップなのだが、既に半分過ぎている。
即興演奏ワークショップ「ピアノアピ」。
元々はピアニストの千野秀一・新井陽子両氏が立ち上げたピアノ2台によるワークショップ「2pf」である。使用する楽器は会場のピアノ2台のみで、初期のころは内部奏法でも何でもありの様相。一度お披露目のコンサートも開いたのだが、紆余曲折あって名前が変わり、会場も変わってピアノが1台になってしまったのを受けて、今では楽器の持ち込みが可能になったというワークショップである。そういえば「ピアノアピ」という名前、ピアノが2台あっての名前なので、また変えた方が良いような……
このワークショップで長い事続いているのが絵本をネタした即興演奏である。絵本の内容に合わせて音を出すのだが、今回はちょっと変わって紙芝居だった。2つあって、1つは群れからはぐれたクジラの話、もう1つは実写の紙芝居でミツバチの生態を扱ったもの。私はおろしたてのマウスピースでトランペットを鳴らしたのだが、他にも木魚やマラカスやシェイカーなどの打楽器に鍵盤ハーモニカもあり、ピアノだけだった頃と違って多彩な音が添えられた。絵本をネタにした即興演奏以外にも、ピアノの演奏を交代しながら皆思い思いに音を出して楽しんだ。
次はバーでフリーセッション。
午後5時にワークショップが終わると、駅の近くでお茶した後に私ひとりで時間を潰して「Jammin」へ。偶然ワークショップと最寄り駅が同じで即興演奏のハシゴである。以前ここに書いたドラマー須郷さんに教えてもらったフリージャムセッションの日で、参加費を払えば誰でも演奏させてもらえるというもの。ジャズバーなのでフリーと言ってもジャズのフォーマットなのではと警戒しまくりだったのだが、全然そんなことなくフリーインプロだった。ただやはりお客さんは私と同じくトランペットやサックス・ギター・ベース、珍しいのはウインドシンセの AKAI EWI で参加した方もいる。EWI の人に話を聞くと、本当はテナーサックスをやりたいのだが住宅事情がそれを許さず、仕方なく EWI をヘッドホンで聴いて練習しているとのこと。私も尺八を練習する時に肩身を狭くしているのでよくわかる。
それにしてもこちらは壮観。どこの喫茶店でも見かけるような普通の座席で、座ってるのはほとんど全員プレイヤー。テーブルやカウンターにドッカと楽器を置いて名前を呼ばれるのを待ちつつ、演奏中の音に耳を傾ける。この雰囲気、昔テレビで見た西部劇のギャングが集う酒場である。どう見てもアウトロー。最終的にプレイヤーは12名になり、その中で私が知るのはドラムの須郷氏だけで、ほとんど初対面で名前が呼ばれたら前に出て一緒に演奏する。やはり端々にジャズらしさが出る即興演奏なのだが、ソプラノサックスの女性はスキャットを始めたかと思えば絶叫するしで、やはりここでも気は抜けない。それが夜の11時まで続いた。
ほぼ一日中即興演奏してみて。
まず「ピアノアピ」の方。楽器持ち込みが出来るようになって飛躍的に音が多彩になったけど、ピアノだけで何とかしていた以前のワークショップの音が懐かしい。モノクロ写真の風情があったように思う。ただしそれは大人向けで、子供には退屈かもしれない。ピアノだけで子供を退屈させないようにするのは技術が要りそうで難しいところだ。今回、試しに野村誠+片岡祐介「音楽ってどうやるの」を持って行ってみたのだが、失敗したのはこの本の前半「なんちゃって○○」に集中してしまった事。「○○」にはジャンルが入るのだが、わりと楽譜が書かれていて我々でパッとやるのはハードルが高かった。後半のゲームピースであれば出来たように思うし、子供でも楽しめたと思う。それにこれはワークショップに課題として作品を考えて行った頃につながる。漫然と音を鳴らすところから大きく踏み出せる。
次のジャムセッションでは、それぞれ得意とする楽器を持って相応のスキルを身につけた人々が集まった。そして、ジャズのフォーマットがうっすら感じられるのだがほとんどフリーインプロの状態。その中にあって、ドラムが重要な役割にあり、何よりも音が大きくビートを刻めば秩序が生まれる。シンバルの連打があると演奏が終わるのである。本当に即興演奏だと延々と終わらないことが多いが、きちんと終わる。予定調和と言ってしまえばそれまでだけど、大人数が参加するセッションでの進行に欠かせないだろう。「ピアノアピ」は延々と終わらない方のタイプで、このようなジャムセッションのやり方も取り入れてみると面白いかもしれない。でも、次は来年なんだよなあ。
追記
イラストレーターのシャルロット井上さんが「ピアノアピ」の様子をブログにアップして下さいました。こちらは写真も豊富です。
継続はちからなりなの?
Jammin から一枚。
マウスピースを買ったのが11月6日の土曜日で、箱の中身が違っていることに気づいて交換してもらったのが翌日の日曜日。この日は午後1時から即興演奏のワークショップ「ピアノアピ」があるので、遅くても午前11時に部屋を出たかったのだが、前日の夜に食べたカップラーメンの香辛料が体に合わなかったらしく盛大に腹を壊して、最終的に部屋を出たのは午後1時少し前。それからまず楽器店へマウスピースの交換に行き、それから目黒パーシモンホールへと向かったのだが、到着したのは午後3時だった。トータルで4時間のワークショップなのだが、既に半分過ぎている。
即興演奏ワークショップ「ピアノアピ」。
元々はピアニストの千野秀一・新井陽子両氏が立ち上げたピアノ2台によるワークショップ「2pf」である。使用する楽器は会場のピアノ2台のみで、初期のころは内部奏法でも何でもありの様相。一度お披露目のコンサートも開いたのだが、紆余曲折あって名前が変わり、会場も変わってピアノが1台になってしまったのを受けて、今では楽器の持ち込みが可能になったというワークショップである。そういえば「ピアノアピ」という名前、ピアノが2台あっての名前なので、また変えた方が良いような……
このワークショップで長い事続いているのが絵本をネタした即興演奏である。絵本の内容に合わせて音を出すのだが、今回はちょっと変わって紙芝居だった。2つあって、1つは群れからはぐれたクジラの話、もう1つは実写の紙芝居でミツバチの生態を扱ったもの。私はおろしたてのマウスピースでトランペットを鳴らしたのだが、他にも木魚やマラカスやシェイカーなどの打楽器に鍵盤ハーモニカもあり、ピアノだけだった頃と違って多彩な音が添えられた。絵本をネタにした即興演奏以外にも、ピアノの演奏を交代しながら皆思い思いに音を出して楽しんだ。
次はバーでフリーセッション。
午後5時にワークショップが終わると、駅の近くでお茶した後に私ひとりで時間を潰して「Jammin」へ。偶然ワークショップと最寄り駅が同じで即興演奏のハシゴである。以前ここに書いたドラマー須郷さんに教えてもらったフリージャムセッションの日で、参加費を払えば誰でも演奏させてもらえるというもの。ジャズバーなのでフリーと言ってもジャズのフォーマットなのではと警戒しまくりだったのだが、全然そんなことなくフリーインプロだった。ただやはりお客さんは私と同じくトランペットやサックス・ギター・ベース、珍しいのはウインドシンセの AKAI EWI で参加した方もいる。EWI の人に話を聞くと、本当はテナーサックスをやりたいのだが住宅事情がそれを許さず、仕方なく EWI をヘッドホンで聴いて練習しているとのこと。私も尺八を練習する時に肩身を狭くしているのでよくわかる。
それにしてもこちらは壮観。どこの喫茶店でも見かけるような普通の座席で、座ってるのはほとんど全員プレイヤー。テーブルやカウンターにドッカと楽器を置いて名前を呼ばれるのを待ちつつ、演奏中の音に耳を傾ける。この雰囲気、昔テレビで見た西部劇のギャングが集う酒場である。どう見てもアウトロー。最終的にプレイヤーは12名になり、その中で私が知るのはドラムの須郷氏だけで、ほとんど初対面で名前が呼ばれたら前に出て一緒に演奏する。やはり端々にジャズらしさが出る即興演奏なのだが、ソプラノサックスの女性はスキャットを始めたかと思えば絶叫するしで、やはりここでも気は抜けない。それが夜の11時まで続いた。
ほぼ一日中即興演奏してみて。
まず「ピアノアピ」の方。楽器持ち込みが出来るようになって飛躍的に音が多彩になったけど、ピアノだけで何とかしていた以前のワークショップの音が懐かしい。モノクロ写真の風情があったように思う。ただしそれは大人向けで、子供には退屈かもしれない。ピアノだけで子供を退屈させないようにするのは技術が要りそうで難しいところだ。今回、試しに野村誠+片岡祐介「音楽ってどうやるの」を持って行ってみたのだが、失敗したのはこの本の前半「なんちゃって○○」に集中してしまった事。「○○」にはジャンルが入るのだが、わりと楽譜が書かれていて我々でパッとやるのはハードルが高かった。後半のゲームピースであれば出来たように思うし、子供でも楽しめたと思う。それにこれはワークショップに課題として作品を考えて行った頃につながる。漫然と音を鳴らすところから大きく踏み出せる。
次のジャムセッションでは、それぞれ得意とする楽器を持って相応のスキルを身につけた人々が集まった。そして、ジャズのフォーマットがうっすら感じられるのだがほとんどフリーインプロの状態。その中にあって、ドラムが重要な役割にあり、何よりも音が大きくビートを刻めば秩序が生まれる。シンバルの連打があると演奏が終わるのである。本当に即興演奏だと延々と終わらないことが多いが、きちんと終わる。予定調和と言ってしまえばそれまでだけど、大人数が参加するセッションでの進行に欠かせないだろう。「ピアノアピ」は延々と終わらない方のタイプで、このようなジャムセッションのやり方も取り入れてみると面白いかもしれない。でも、次は来年なんだよなあ。
追記
イラストレーターのシャルロット井上さんが「ピアノアピ」の様子をブログにアップして下さいました。こちらは写真も豊富です。
継続はちからなりなの?
Jammin から一枚。
2010年11月8日月曜日
Tp.2
トランペットのマウスピースを購入した話。
先日「余裕があればエリック宮城モデルを買う」という旨を書いたが、結論から言うと日野皓正モデル TH-5 を購入した。経費精算でお金が戻り、そのわずかな利鞘をあてて購入したのだが、そこまでの流れを紹介したい。
徒歩圏で見つけた管楽器専門店。
今住んでいるところの近くに管楽器専門店を見つけたことに始まる。永江楽器というお店で、高円寺の南口から続く商店街から少し離れて住宅街の中にある。外から見たところ小さいけれど感じの良いお店で、Android携帯電話の HT-03A で検索してみると立派なホームページがある。入ってみると女性の店員さんが一心に木管楽器の修理かメンテナンスをしている。そのままショーケースを眺めると、トランペット用のマウスピースは数が少なく、基本的に取り寄せになりそうなことがわかる。ぶらぶらしてたら店員さんが気づいてくれたのでさっそく話をしたところ、いくつか試奏させて頂けたのだが、そのラインナップにこのお店の深さを見た。というのも、試奏したのが Bach MEGATONE 3C・BEST BRASS GROOVY・HAMMOND DESIGN だったのである。メガトーンはともかく、ベストブラスとハモンドとは。しかもハモンドの方は何故か受注生産の型番で、カップがめちゃくちゃ深い物だった。残念ながらどれも予算オーバーなので(楽器本体じゃあるまいしケチるところではないのだが)、メンテナンス小物だけ購入して店を出た。
御茶ノ水で定番のお店。
管楽器に関しては必ず足を運ぶお店なのだが、今回は少しばかり事情が異なるので店名は控えさせて頂く。先日エリック宮城モデルなど試奏させて頂いたところで、今回は最初にエリック宮城モデルの EM-2 と日野皓正モデルの TH-3、次に TH-5 を出してもらった。日野皓正氏と言えば高校時代に持った印象が「男臭くて力任せに頬をふくらませて演奏する人」というもので、今の今まで食わず嫌いしていた。そんな訳で、試奏するにあたって出してもらっておきながら「このロゴは如何なものか」と全然乗り気でない。ところが吹いてみると凄く良いのである。「飛び道具を一本」のつもりでいたのだが、これは常用で使える……そう思って、同モデルで一番内径が大きい TH-5 も試奏して、それに決めた。
帰って来てさっそくブログにと。
昼過ぎに出かけてすっかり日が落ちてから部屋に帰り着いた。買って来たマウスピースと、いつも使っている Bach 3C を並べて携帯電話のカメラで撮影する。刻印をこちらに向けて……そこで気がついた。日野皓正モデルの TH-5 を購入して、箱は確かにその通りなのだが、中身が TH-3 だったのである。ご存じない方が多いと思われるが、管楽器のマウスピースは売り物を箱から出して試奏して、終わった物はアルコール消毒や中性洗剤で洗浄するなどした後、元のように売られるのである。まあ、飲食店の食器にしたって同じことだけど。それで今回、入れ違いになったらしい。実はこの時、「まあいいか」と思った。TH-3 と TH-5 を試奏した時、TH-3 はすぐに鳴ったのだが、TH-5 は鳴らなかったのである。ところがバテてからは TH-5 の方が踏ん張りが利く。迷った末の TH-5 だった。しかし、試奏してちゃんと思うところがあって TH-5 にしたのだし、第一、店に並べられている TH-3 の箱に TH-5 が入れられているはずで、お店が気づいていない可能性がある。翌日、交換してもらいに再度お店に訪れたところ、真摯に対応して下さった。ここに貼る写真は、交換前の TH-3 である。左のへちまみたいな形しているのがそう。
交換してもらったその日、ほぼ一日中即興演奏で使用したのだが、それはまたの機会に。
先日「余裕があればエリック宮城モデルを買う」という旨を書いたが、結論から言うと日野皓正モデル TH-5 を購入した。経費精算でお金が戻り、そのわずかな利鞘をあてて購入したのだが、そこまでの流れを紹介したい。
徒歩圏で見つけた管楽器専門店。
今住んでいるところの近くに管楽器専門店を見つけたことに始まる。永江楽器というお店で、高円寺の南口から続く商店街から少し離れて住宅街の中にある。外から見たところ小さいけれど感じの良いお店で、Android携帯電話の HT-03A で検索してみると立派なホームページがある。入ってみると女性の店員さんが一心に木管楽器の修理かメンテナンスをしている。そのままショーケースを眺めると、トランペット用のマウスピースは数が少なく、基本的に取り寄せになりそうなことがわかる。ぶらぶらしてたら店員さんが気づいてくれたのでさっそく話をしたところ、いくつか試奏させて頂けたのだが、そのラインナップにこのお店の深さを見た。というのも、試奏したのが Bach MEGATONE 3C・BEST BRASS GROOVY・HAMMOND DESIGN だったのである。メガトーンはともかく、ベストブラスとハモンドとは。しかもハモンドの方は何故か受注生産の型番で、カップがめちゃくちゃ深い物だった。残念ながらどれも予算オーバーなので(楽器本体じゃあるまいしケチるところではないのだが)、メンテナンス小物だけ購入して店を出た。
御茶ノ水で定番のお店。
管楽器に関しては必ず足を運ぶお店なのだが、今回は少しばかり事情が異なるので店名は控えさせて頂く。先日エリック宮城モデルなど試奏させて頂いたところで、今回は最初にエリック宮城モデルの EM-2 と日野皓正モデルの TH-3、次に TH-5 を出してもらった。日野皓正氏と言えば高校時代に持った印象が「男臭くて力任せに頬をふくらませて演奏する人」というもので、今の今まで食わず嫌いしていた。そんな訳で、試奏するにあたって出してもらっておきながら「このロゴは如何なものか」と全然乗り気でない。ところが吹いてみると凄く良いのである。「飛び道具を一本」のつもりでいたのだが、これは常用で使える……そう思って、同モデルで一番内径が大きい TH-5 も試奏して、それに決めた。
帰って来てさっそくブログにと。
昼過ぎに出かけてすっかり日が落ちてから部屋に帰り着いた。買って来たマウスピースと、いつも使っている Bach 3C を並べて携帯電話のカメラで撮影する。刻印をこちらに向けて……そこで気がついた。日野皓正モデルの TH-5 を購入して、箱は確かにその通りなのだが、中身が TH-3 だったのである。ご存じない方が多いと思われるが、管楽器のマウスピースは売り物を箱から出して試奏して、終わった物はアルコール消毒や中性洗剤で洗浄するなどした後、元のように売られるのである。まあ、飲食店の食器にしたって同じことだけど。それで今回、入れ違いになったらしい。実はこの時、「まあいいか」と思った。TH-3 と TH-5 を試奏した時、TH-3 はすぐに鳴ったのだが、TH-5 は鳴らなかったのである。ところがバテてからは TH-5 の方が踏ん張りが利く。迷った末の TH-5 だった。しかし、試奏してちゃんと思うところがあって TH-5 にしたのだし、第一、店に並べられている TH-3 の箱に TH-5 が入れられているはずで、お店が気づいていない可能性がある。翌日、交換してもらいに再度お店に訪れたところ、真摯に対応して下さった。ここに貼る写真は、交換前の TH-3 である。左のへちまみたいな形しているのがそう。
交換してもらったその日、ほぼ一日中即興演奏で使用したのだが、それはまたの機会に。
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