2011年12月25日日曜日

気がつけば師走

今月も徹夜がありましたとも。
仕事が終わらなかったという理由が一番だが、12月下旬、それもクリスマスを含む3連休直前の金曜日という日で、仮に終電間際に仕事をやり遂げて間に合ったとしても電車に乗るのは非常にためらわれたのである。忘年会でお酒を召した方々が主成分の満員電車、自分もその一員ならこっちのものだが、直前までギリギリの仕事してて乗り合わせるのは罰ゲームとしか言いようがない。結果的に仕事が朝までかかったので杞憂に終わったのだが、だからといって仕事が徹夜になるのはやるせない。


スマートフォンをチェンジ。
2年縛りで使い続けている htc HT-03A。日本初の Android ケータイで、型落ちになったのを半額で契約して使っているのだが、アプリの更新をすると徐々に本体の調子が悪くなってきたように思い、さすがにバージョン1.6を使いつづけるのは苦しいと思えてきた。それにしても Mac OSX の 10.4 から 10.5 の時といい、Android の 1.6 とその後のバージョンといい、下位互換を捨てるまでの期間が短く感じる。携帯電話に限らずIT絡みの製品は買い替えのサイクルが短くて、買った物なのに借り物のようで、どこか所有感が乏しい。

前置きが長くなったけれど、htc HT-03A から Sony Ericsson Xpria Pro になった。「買い換えたくて候補を挙げている」とツイッターにつぶやいたら友人から安く譲っていただけることなった物で、国内で販売されているものと思っていたら違った。使えるのはわかったのだが、通常のスマホ用定額サービスが受けられず、PCに繋いでデータ通信をする方の上限額にされる恐れがある。そうなると3,000円高くなるので契約や設定に慎重にならざるを得ない。そうまでしてなぜ Xperia Pro なのかといえば、キーボード付きが欲しかったのである。


音楽のこと。
相変わらず、気力さえ湧いてくれればトランペットと尺八の音だしはする。週末はなるべくスタジオを2時間借りてそれぞれ1時間使って練習するのだが、平日は冒頭の通り仕事が忙しく帰宅時間が不安定で、ワンルームアパートとあっては音だしが出来ない。したがって非常に遅々とした歩みとなっている。ただ、しばてつさんの「近況」や篠原眞氏を迎えたJMLレクチャー、前衛音楽室など、触発される場があれこれあって細々とではあるがモチベーションを保てている。

それより、本とCDが増えた。本は「現代音楽キーワード事典」「日本の電子音楽 増補改訂版」「さわり」。前者2冊は資料の意味合が強く、「さわり」は琵琶奏者の鶴田錦史の半生が綴られた好書。CDでは私が方法マシンの一員だった時に手順派公演で演奏された箏奏者の西陽子さんの「月夜の海」と、中ザワヒデキ音楽作品演奏会で演奏されたトランペット奏者の曽我部清典さんの「透明な孤独」、MAYAさんの「Unknown Landscapes」、山根明季子さんの「水玉コレクションNO.06」と、現代音楽寄りとなっている。なっているんだけど、これはもう出会いとの相乗効果。クラブミュージックは情報入手が手薄で、もうずっと低空飛行中。10年以上聴いている手持ちの音源を相変わらず聴く。