エレキギター向けのコンパクトエフェクターの1つにルーパーという物がある。その代表格は BOSS の Loop Station シリーズ で、どんな物かはリンク先のデモあるいは Ustream の録画より「Hirasawa監視50000秒 2011/11/26 13:35」をご覧になると分かるかもしれない(機種は不明)。端的に言えば、録音するとすぐさま再生が繰り返されて新たな音を重ねることが出来る機械である。レコーダーと言えなくもないが、演奏の手を止めることなく簡単に多重録音が出来るのが大きなポイント。
そんなルーパーが欲しいには欲しいのだが、他のエフェクターと比較して少々お高い。やってることはシンプルなので、PC 上で簡易的な物が作れないかと pure data で作ってみた。
1つのパッチに複数トラックを実現するのではなく、1つ作ったらファイルをコピーして、録音する wav ファイル名を変えて保存したというインスタント仕様。その代わり、マシンパワーが許す限りコピーした分だけトラック数を増やせる。また、先日のブログに書いたように HTC HT-03A から OSC を飛ばしてスイッチングできるが、思ったほど使い勝手が良くないので、単純にどれかキーを叩いたら動くようにするかもしれない。
作成中にハマった落とし穴をひとつ。
録音は前述の通りハードディスクに wav ファイルとして書き出している。緑色の部分をクリックするとファイルへの書き込みから読み出しに切り替わるのだが、書き込みを終えてファイルをクローズする際にわずかながら時間がかかるため、再生を同時にしてしまうと読み出せないようである。それは宿命みたいなものなので、trigger でも早いらしく del 10(1/100秒の遅延)を挟み込んで一瞬だけ再生を遅らせている。
作成中にハマった落とし穴をひとつ。
録音は前述の通りハードディスクに wav ファイルとして書き出している。緑色の部分をクリックするとファイルへの書き込みから読み出しに切り替わるのだが、書き込みを終えてファイルをクローズする際にわずかながら時間がかかるため、再生を同時にしてしまうと読み出せないようである。それは宿命みたいなものなので、trigger でも早いらしく del 10(1/100秒の遅延)を挟み込んで一瞬だけ再生を遅らせている。
これを使って Ustream でパフォーマンスしようかと少し調べたけれど、Linux からは難しいみたいね……