2012年4月28日土曜日

擬法第一番 道路交通情報

4月21日土曜日、しばてつさん主催の「近況vol.38」に出演した。
http://www4.plala.or.jp/soodemonai/kinkyo/kinkyo.html

この日に向けての準備は4月1日から始めていた。婚姻届を書いて役所に持って行った、その日である。丸一日ほぼカンヅメになる準備作業は1回で済むと思っていたものの、1日の1回目を失敗(のちに失敗ではなく早とちりと判明)し、翌週の2回目は風邪で寝込んで失敗、本番1週間前のラストチャンスでようやく成功という、なんとも心もとない進捗をたどった。
なお、2週目に風邪で寝込んだと書いたけれども、1週間かかってなんとか回復。ピアノの演奏についてもピアノを置いているスタジオを借りて指を慣らした。人事は尽くした訳で、後は天命を待つばかりである。そして当日の朝、起床時に布団から上半身を起こし、携帯電話をとろうと右に身体をひねった体勢で出た一発のクシャミで、背中の右半分に激痛が走った。昔、肺気胸で痛くなったところとまったく同じ箇所。それが天命だった。

思い過ごしですた。
「今度は救急車を呼んで下さいね!」と怒られた肺気胸の再発かと思い、もはや起きることも寝る事も、深呼吸も痛くて出来ずに頭の中が沸騰した。まだ気胸と決まった訳ではなく、もしまた肺に穴が開いたのだとしても、小さければ2〜3日はもつという。とにかくコンサートには出たい。痛みを我慢してじわじわと仰向けに寝ると、1時間様子を見ると決めた。1時間で痛みがひいてくれば出る、そうでなければ #7119 に電話。その結果、1時間で立てるくらいには痛みがひいてくれたのである。

そして今では。
本番は痛いなりにも問題なく演奏ができた。結婚を祝っていただく光栄に浴すことも出来て、さらには浅草にあるオンドマルトノカフェにまで行って、大変有意義な時間を過ごす事が出来た。右の背中から脇腹にかけての痛みは、医者に診せていないけれども、どうやら肋間神経痛らしい。いまでもまだしこりのように痛みがある。それより今問題になっているのが、朝起きたら顎が痛くて奥歯が全く噛み合ない状態になった事である。食事がまともに出来ず、たまらず歯科医院で診てもらった。埋まったままの親不知が影響しているとの診断だった。それ以来、うどんかお粥を食べる日々が続いている。

2012年4月13日金曜日

結婚でドタバタ

平成24年4月1日、入籍しました。
年度初めが日曜日というハレの日としてなかなか良いんではないかと思ったが、しかし、世間一般にはエイプリルフールでお祭り騒ぎである。ネタだと思われるリスクは承知の上で、さらりと「婚姻届を提出して入籍しました」とかなんとかツイート──自動的にFacebookにも投稿──した。これがまずかった。
業界騒然(笑)
談:池田拓実氏(第4回AACサウンドパフォーマンス道場優秀賞受賞)
お祝いのお言葉をたくさん頂いた中には、恐れ多い方々から「ネタかもしれんが、とりあえずおめでとう。」のようなコメントも寄せられ、当の本人は慄然。とにかくお詫びと共に、役所でもらった婚姻届の預り票の写真を添付して本当である旨を訴えるという、なんともみっともない事になった。

このようないきさつを一笑に伏して頂ける事を願いつつ、
今後ともご指導いただけますよう、宜しくお願い申し上げます。


おかげで、エイプリルフールを全く楽しめなかった件
去年のネタは今でも憶えている。「ふえるワカメちゃんが細胞分裂で増える」というのがそれ。私のエイプリルフールは紛らわしさのない大言壮語を旨としており、その時はふえるワカメちゃんが2の10乗代目、20乗代目……と天文学的数値の世代交代を経て、飛行能力の獲得、人類とのハルマゲドン、そして融合という弐瓶勉氏に影響を受けたオチまで付けて連投、独り悦に入る、というのが去年のエイプリルフールだった。今年も去年に劣らないネタをひねりたかったのだが、とてもそんな余裕がなかった。来年こそは。