2010年10月23日土曜日

採譜

私はシューティングゲームが好きだ!
ただし、自機はメカに限る。あと、好きだ!と言っても、どのゲームでもノーマル難度で3面を越えられないレベルなので偉そうな事は言えない。そんな中、私が一番好きなシューティングゲーム(以下STG)は「斑鳩」である。美麗なグラフィック・ドラマチックな音楽・パズル要素を盛り込んだゲーム性など、ゲーマーの中でも人を選ぶ STG にあって熱狂的な人気を誇ったゲームだ。先ほどネットで調べたら、アーケードで稼働が始まって9年になるとのこと。月日の流れというやつは。

それを思い出したきっかけ。
先日、新・方法が神田の「棚ガレリ」で展示を行うというので最終日に行って来た。新・方法とは、私がかつて在籍した方法マシンが活動を停止した後、新たな方法主義宣言を以て発足したものと理解している。なお、私は新・方法に在籍はしておらず、見守る立場である。話を戻すと、最終日に行ったもんだからクロージングパーティーとカチ合ってご相伴にあずかったのだが、アートの話のみならず、何故か濃ゆい STG の話になった。それで思い出したのである。

ここからが本題。
冒頭に書いたが、このゲーム、音楽がかっこいい。ぜひとも自分で演奏してみたい。しかし、このようなマニアックなゲームで楽譜が出版されている事は天地がひっくりかえってもあり得ず、自力で耳コピと相成る。「ではさっそく」と手に取った楽器はトランペット。普通ならキーボードなのだが、部屋が狭すぎて片付けてしまったのだ。そして今回はお遊びで1フレーズのみではなく、ちゃんと1曲コピろうと採譜を試みた。人生初の採譜である。そしたらこれが面倒くさい!一番面倒なのが音の長さで、始めのうちはきちんと拍をとったが、最後の方はほとんど全部四分音符で書いておいて、音程だけ記録するものとなった。気が向いたら清書しよう。気が向いたら。それで半日がかりで斑鳩の理想-Ideal-の主メロのコピーが出来た。ここで録画でもして YouTube にアップするのが今時だけど、今はやめとく。



2010年10月17日日曜日

赤羽

赤羽へ行った。
本来の目的は友人(Musical For Kitchen Records のオーナー)に KORG ELECTRIBE A を貸しに行くことだったのだが、お互いカメラ・写真が好きで、そのまま赤羽岩淵の水門を撮りに行くことになった。私が持参したカメラは Zeiss Ikon の二眼レフカメラ ikoflex 、友人は FUJIFILM の工事現場用カメラとホルガの6x9サイズで撮影できるピンホールカメラという布陣で臨んだ。まだ現像に出してないので、この日記には携帯電話で撮影した写真を添付する。

初の荒川河川敷。
大きな川に、広い河川敷。好天に恵まれて、バーベキューを楽しむ一団やロードレース仕様の自転車でサイクリングする人たち、釣り人も集まっている。動力がエンジンのラジコンを走らせる音も聞こえてくる。10月にしては暑すぎるけれど、のどかな昼下がりといったところだ。私の地元は静岡県で、子供の頃に親に連れられて天竜川の河川敷に行く事があったけれど、それを思い出した。

2010年10月14日木曜日

愛機

メインのカメラは、フルマニュアルのフィルムカメラ。
カメラに興味を持ったのは2002年頃のことである。珍しく年を特定できるのは、この年に横浜で ROBODEX という大きなロボット展があり、初めて買った中古カメラを持って行ったのだ。当時は足立区にある会社の寮に住んでいて、北千住に出掛けた時にこじんまりとした感じの良い中古カメラ店に入って、雑誌で読んだままに昔の高級機が予算1万円で買えるのをあてにして店主に話を聞いた。予算1万円ならこれ!と出されたのは、Nikon Nikomat だった。FT か FTn だったと記憶している。露出計が機能しないジャンク品ということで、標準の50mmレンズを付けて7,000円だった。その場にいたお得意さんとみられる年配のお客さんからは、初めからズームレンズを使うのではなく自分で距離をとって撮ること、露出計はなくても勘で十分撮れることを教わった。

しかし Nikomat はゴツい!重い!
今ならたとえゴツく重くとも楽しめる自信があるのだが、初めて買ったカメラがそういった代物で、しかも横浜まで持って行って ROBODEX で撮影して帰った時なんてもうへとへとで参ってしまった。1年そこそこで別の中古カメラ店に買い取ってもらったのだが、当然ジャンク扱いで二束三文である。しかし今思うと、露出計が壊れてるカメラを持って、屋内で様々な照明で照らされたロボットを撮影したのだから無謀だったのだが、凄く綺麗に撮れていて驚いたのだった。ネガフィルムなのにポジフィルムで撮ったかのような色のり。名機である。

ロシアカメラを経由して、OLYMPUS OM-1へ。
とにかく、「安いのにちゃんと綺麗に撮れる」中古カメラの魅力にとりつかれた。それで、一番長く愛用しているのが下に貼った OLYMPUS OM シリーズである。右が露出計以外全て機械式の OM-1、左がシャッターが電子式の OM-2。実は実家に OM-1 がもう1台あり、ちょっと珍しい型らしくて帰省した時だけ持って出かける。機能はどちらが良いかと言えば、絞りを決めただけでシャッタースピードを自動で合わせてくれる OM-2 の方が良いのだが、壊れた時の安心感は OM-1 の方が圧倒的に大きい。50年も昔のカメラでメーカーにも部品が残っていないのだが、機械式であれば、修理業者によってはプリズムの再蒸着や部品の作成までするところがあり、半永久的に使用可能なのだ。その安心感に背中を押されて、モノクロフィルムを詰めて出かけるのである。もちろん修理はタダではないけれど、例えばボーナスの使い道を考えた場合、新製品のデジタルカメラを買ってメーカーを応援するのは世間の皆さんにお任せして、私は修理業者を応援したいと思う。メーカーがずっと修理を受け付けてくれれば、それが一番良い。



2010年10月13日水曜日

自炊

近頃自炊に凝っている。
これまでは個人的なブームとして周期的にやって来て、モチベーションの低下に伴って連日の外食というパターンだった。しかし、今回はブームで終わらせるわけにはいかない。ブームっていうのは裏に「道楽」の意味があるのだが、生活がかかったらそれは「道楽」にならない。要するに経済的に困窮するので、今回は自炊をブームにするわけにはいかないのである。

うちにある煮炊きする調理器具を列挙する。
炊飯器、電子レンジ、電気ポット。以上。

うちには鍋・フライパンがない。
近所に家屋の建て替えだか一家そろっての引越しだか、家財道具が「ご自由にお持ち下さい」と道端に出されていたことがあり、そこで花柄の鍋を拾ったことがある。これで味噌汁やカレーを作った時期があるのだが、電子レンジの上に置いておいたら飼い猫に落とされてガラス製の蓋が割れてしまった。それっきり使っていない。フライパンも買えば良いのだが、置ける場所がない。さらに熱源がIHなので100円ショップで売ってる軽いフライパンが使えないときた。こうなると普通はカップラーメンか冷凍食品くらいが残る選択肢となる。


それで「自炊に凝っている」とは片腹痛い、か?
書店に行けば、電子レンジで作る料理本、炊飯器で作る料理本がある。ホームセンターへ行けば耐冷・耐熱タッパーが手に入る。近頃は魚が焼けるパックやシリコン製の蒸し焼き器も豊富。炊飯器で作る料理では、蒸し器と落し蓋があるとバリエーションが一挙に増える。インスタント以上ではあるけれど、正統には程遠い。漫画「おせん」のきくち正太氏などから正拳突きをもらいそうな調理となるが、これはこれで楽しく美味い。今日は炊飯器で茄子を炊いた。だし汁を作って生姜を散らしたら、茄子を入れて落し蓋をする。あとは炊飯ボタンを押して、40分したら出来上がり。美味しく頂いた。


2010年10月11日月曜日

ブログ開設

ホームページ「.log」の開設に始まった私の情報発信活動が、来年で10年にもなる。

この間に mixi への加入あり、Twitter のブーム到来もあり、さらには文章に留まらず写真や動画のアップロードもやるようになって、情報があちこちに散らばることが多くなって来た。ここらへんでひとつリセットしてまとめるか!と立ち上げたのが当ブログ。

かつてパフォーマンスグループ「方法マシン」に身を置き、今では読書に写真、楽器の練習と即興演奏、ほんのちょっとしたプログラミングや電子工作もたまーにやる私の文章におつきあい頂ければ幸い。どうぞよろしく。