2011年7月18日月曜日

仕事がない時

仕事の方は、幾度かの面談と打ち合わせを経て
……決まっていない。困ったことに、未だに仕事が決まらないでいる。初めはいつもと変わらない面談で始まったのだが、回数を重ねる度に状況がややこしいという事に*面談する側が気づいた*という有り様。こんな事は初めてである。そんなこんなで1ヶ月半が経過してしまった。
さあ、仕事がない。といって、まだ30日くらい残ってる有給休暇を惜しげもなく投入する度胸もなく、自社の借り物の席で(客先常駐が長すぎて自席がない)簿記の勉強を始めた。3級である。思えば簿記にまったく触れたことがない状態で ERP の仕事に携わって、諸先輩方に揉まれてどうにかこうにかこなしてきた。そうして紛いなりにも仕訳の知識が身についていたので、参考書の前半はそう苦労しないで進む。手形から決算あたりから本腰を入れていく。

移り気が激しいもので
そうは言っても一日八時間近く簿記だけを勉強するというのは飽きる。飽きると頭に入らないものである。元々趣味が多い私だが、それに関して一つ持論があって、「興味を持ったその時に出来るだけ情報を集める」というのがそれ。音楽で言えばシンセサイザーに凝って雑誌やネットから欠かさず情報を仕入れていた時期があった。それが今ではジャズトランペットや尺八に興味が移っており、「シンセの新製品が出た」と聞くと一応チェックはするけれど音源方式や同時発音数といった基本的なスペックすらおぼろげ。そんなものである。話を戻すと、簿記の参考書を開いて勉強した気になれるのはせいぜい2時間。残りの時間、本を開いて目を開けてても、まるっきり頭に定着しない。

学校の授業って毎時間教科が違う
そんな当たり前の事を忘れてて、思い出すと当時の自分が眩しく見える。今でも頭がキレる人というのは様々な報告が上がってきても瞬時に頭を切り替えて、「ああ、それはですね」とさばく。そういうタイプはたいてい記憶力も良い。眩しいぜ。話を仕事がなくて簿記の自習をしてることに戻すと、時間の使い方をこれまでのようにプログラムの開発で仕様を考えるとか必要な資料をまとめるといった一色に染める一日ではなく、ある時間は簿記、その後は Java をメインにプログラミングを勉強する事にした。Java は需要がありそうなのだ。あとはこっそり個人的な興味で関数型言語、中でもエディタの Emacs に付属している Emacs Lisp を動かしてみる。Lisp はカッコだらけでかっこ悪いと悪名高い言語だが、使うカッコは丸カッコ一種類のみだし、慣れれば大したことない。次の仕事が決まるまで、そんな一日を過ごしていく。

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