Twitterのbotを作った。
骨筋飛蝗ボット
https://twitter.com/YeeMyu_bot
time signal というのは時報のこと。ご覧の通り、毎時00分になるとwavファイルへのリンクを投稿するので、音が聴けるようになっている。鐘の音とは程遠い音だけれども。
今時botを作ろうと思ったらネット上でブラウザから必要事項を書き込むだけで高機能なbotが作れてしまうものだが、それらのbotがツイートするのは大抵定型文である。とはいえバカにできない代物で、TLに現れた語句に反応して返すといったことも出来るらしい。
実はbotを作るのは今回が初めてでなく、時分が回文の並びになるとツイートするというbotを作って動かしたことがある。例えば12時21分とか、23時32分とか。その時も今回も使用したのはPythonというプログラミング言語から利用出来るpython-twitterである。
python-twitter
http://code.google.com/p/python-twitter/
これを使えばほんの数行だけコードを書くだけでプログラムからTwitterに投稿が出来たり、TLやフォロワーなどを取得出来る。ほんの数行だけで……ほら、かわいい気がしないか?
……しないと思うけれども、せっかくなので。ともかく、これで簡単に自動的にツイートする仕組みは出来る。それだけで作ったのが前回の回文時刻だ。しかし、今回はPythonを柱にして、ChucKという音声用のプログラミング言語を呼び出して音声ファイルを作らせて、そのファイルをホームページ用のサーバーにFTP転送、それから前述の通りURLをツイートするという事を考えた。このうち、未経験なのはFTP転送の部分。これについてはPythonがインストールされていれば何も追加しなくても機能が使えるようになっていて、マニュアルを読んですぐに実装できた。音声ファイル作成のプログラムを呼び出して、FTP転送して、Twitterにツイートするまで20行ほどしか書かなかった。ほら、やっぱりかわいい。
最後に専門的なことを。
上記のpython-twitterだが、私の環境Debian Linux 6で上記のリンク先に書かれている手順で書かれている通りにならなかった。まずDownloadにあるtarファイルからのインストールでは、インストールは出来たっぽいがTestingで派手にエラーになる。それもそのはずで、存在することになっている「testdata」というディレクトリが存在しないから。
次にリポジトリからソースを直接取得する方法では、インストールがスタート直後にエラーで止まる。これは「README.md」というファイルが無いから。見ると「README」というファイルはあるので、コピーしてファイル名に「.md」を付け足して通した。Testingは一部エラーになる。その原因は、今度は「testdata」というディレクトリはあるものの、中のファイルが一部足りないからである。付き合ってられんのでそのままにした。今回の用途ではまったく影響なし。
肝心の音声についてなどまだまだ書けることはあるがここまでにしたい。以下、なりふり構わずAmazonアソシエイトのリンク。私が実際に購入したことがあり、今回の記事と関係がある本を挙げる。いわゆる動物本ばかり……
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